2024年06月23日
大切な愛犬がシニア期に入り、接し方を変えたほうがいいのかな?と感じている飼い主さんへ。
この記事では犬の老化について最低限知っておきたい老犬の基本的な知識5つについてまとめました。老犬について基本的なことからしりたい。どんなことに気を付けてすごせばいいんだろう?と漠然と疑問に思っている飼い主さんの役に立てれば幸いです。
1. 老犬って何歳から?
はじめに―そもそも”老犬”と呼ばれるわんちゃんは何歳からなのでしょうか?人と違い犬種によって寿命も違いますし老化のスピードももちろん違いが出てきます。
一般的に老犬と呼ばれ始めるのはおおよそ”7〜8歳”と言われています。
犬種やタイプによっても年齢の幅が変わってきますので一概には言えませんが人間の60歳を高齢期と考えると、小型犬は9~11歳、中型犬は8~10歳、大型犬は7~8歳が老犬と考えて良いでしょう。犬の年齢をヒトに換算する方法についてはこちらの記事をご覧ください。
【うちの愛犬今何歳?】犬の年齢を人の年齢に換算する方法を紹介
2. 老犬になると起こる心と体の変化
シニア期に入ると心と体にさまざまな変化が起こります。ヒトと同じでその変化の仕方やスピードは様々ですが一般的には次のような変化がみられることが多いです。
よく寝るようになる
ご飯の食べ方に変化が起きる
運動や散歩を嫌がるようになる
吠えたり、徘徊するようになったり、老犬特有の症状が出始める
見た目に変化が現れる
性格が変わる
これらの変化はどれもシニア期に入り体が思い通り動かせなくなったり、どこかに痛みが生じていたりといった体の変化や、様々なことを経験しいろんなことに対する興味が薄れてくる、心の変化が理由です。
いずれについてもあまりに変化が大きい場合は病気の可能性がありますが、老化による変化だと思われる場合はおじいちゃんおばあちゃんになってきたんだなと優しく見守ってあげて下さい。
3.シニア期になってきたわんちゃんに何をすればいい?
定期健診を受ける
定期健診には
・体の不調をいち早く発見すること。
・健康な時の状態を記録しておくことで体調が悪いときに小さな変化にも気づける。
という二つの目的があります。調子が悪くなったから動物病院に行くのではなくシニア期に差し掛かった健康なときにこそ健康診断に行くのが良いでしょう。
食事を改善する
年を取ると消化能力が低下します。シニア用のペットフードなど消化しやすく、かつ栄養価の高い食事に変えてあげましょう。
しかしいきなりすべてのごはんを変えてしまうと下痢をしてしまう子も少なくありません。少しずつ以前の食事と混ぜながら割合を変えてみて下さい。
日常生活を続けられるように工夫する
老犬んになるにつれて白内障などが原因で、五感が鈍くなってきます。そんな時あまりに急な階段だったり、出っ張ったものが近くにあったり、滑りやすい床だったりすると老犬がけがをしてしまう恐れがあります。老犬では小さな怪我が大きな病気につながることも少なくありません。
なるべく過ごしやすい環境になるよう工夫をしてあげてください。
その他にも、若かったころに比べて変化した部分を見つめてあげることでどんな部分で補助や介助が必要なのか見定めてあげる事が重要です。だれよりもよく愛犬を診てきた飼い主さんだからこそ気づける変化があります。よく見て小さな変化にも気づいてあげられると良いでしょう。
4. トイレについて気にかけてあげる
若いときはきちんとできていたトイレもシニア期に入り、思いに反して漏れてしまったりトイレの場所を忘れてしまう子は少なくありません。おむつにかえてあげたりと、工夫をしてあげてください。
老犬用おむつの作り方や気を付けたい”おむつかぶれ”についてはこちらの記事をご覧ください。
【おむつかぶれ】老犬のおむつかぶれの予防とケアについて
【犬用おむつの作り方】老犬ホームのスタッフが実際に使用している方法を紹介
5.運動について
シニア期に入るとあんなに大好きだった散歩を嫌がるようになる子が少なくありません。しかし体を全く動かさない生活が続くとどんどん筋肉は衰えてしまうばかりです。
老犬には無理のない運動をさせてあげるのが良いでしょう。散歩は無理でも体をやさしくマッサージしてあげたり、激しく動かないゲームをしてみたり。適度な運動をさせるための工夫をしてあげましょう。
おすすめのゲームについての記事も上げておりますのでぜひ参考にしてみてください。
【老犬との過ごし方】老犬との正しい過ごし方とおすすめのゲーム4選
まとめ
今回は老犬との過ごし方について知っておきたい5つのことについて解説しました。
老犬の介護は想像以上に大変です。予想以上に時間をとられて、体力も削られて。心身ともに疲れてしまうこともあるかもしれません。それでも大切な愛犬が少しでも心地よく過ごせるようによく見て理解してあげようとすることが大切です。この記事が少しでも飼い主さんの参考になれば幸いです。
最後に千葉県にある老犬ホーム”スマイルフラワー”についてご紹介です。突然のけがや病気で大切な愛犬の面倒が見れなくなってしまった方へ。老犬ホームという選択肢を考えてみませんか?
広大な敷地面積と獣医師監修だからこそ可能な安心した医療制度。また万が一病気になった際、提携する動物病院にて割引価格で診療が受けられます。”大切な愛犬がずっと笑顔で健やかにいられる場所”をめざし愛情たっぷりに老犬のお世話をしています。
老犬ホームをお探しの方はぜひ老犬ホームスマイルフラワーにお預けください。
instagramでは実際にお預かりしているわんちゃんの散歩の様子などを投稿しています!
ぜひこちらもご覧になってください。
スマイルフラワーって?
老犬ホームスマイルフラワーは千葉県にある関東最大級の広い敷地を持つ、動物病院運営の安心安全な、老犬ホームです。充実のサービスを含む料金体系の元、ご家族に代わりに大切に愛犬をお預かりします。東京、神奈川、埼玉などからアクセスが良く、ぜひお困りの際はご相談ください。
また老犬ホームスマイルフラワーではペットホテルのサービスも行っております。ペットホテルでは基本的に犬種や持病の有無に関係なくどんな子でもお預かりしています。獣医師監修だからこそ安心してお預けいただけます。
お問い合わせはこちらから↓
https://roukenhome.com/contact/
手続きの流れはこちらから↓ご確認いただけます!
https://roukenhome.com/process/
スマイルフラワーでの取り組み
個別対応
老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。
医療サポート
スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。
リラックスできる環境の提供
老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。
見学のご案内
飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。
保護犬活動について
老犬ホームスマイルフラワーでは、保護犬のお世話も行っております。
保護犬はNPO法人Link toのホームページ及びインスタグラムをご覧下さい。
※現状、一般の方からの保護犬の引き取りは行っておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。