2024年06月23日
はじめに
地震や台風、大雨などの自然災害はいつ発生するかわかりません。私たち人間だけでなく、大切な家族である愛犬も一緒に安全に避難するためには、日頃からの準備が欠かせません。特に老犬は体力や健康面での不安が多いため、万が一の際に備えておくことが重要です。この記事では、災害時に愛犬と一緒に避難するための具体的な備えやポイントを解説します。
災害時の備えはできていますか?
地震や台風、大雨などの災害が起きた際に、愛犬と一緒に避難するための備えはできていますか?災害は予測がつかず、突然起こることが多いため、いざというときのために備えておくことが非常に重要です。
今回は災害時への備えと、愛犬と同行避難するために準備しておきたいポイントについて解説します。
住んでいる地域の避難所はペットの受け入れができるか?
まず、自分が住んでいる地域で起こり得る災害の種類や、避難所の場所を確認しておきましょう。どんな災害が起こるかは地域によって異なります。また、避難所でペットとの同行避難が可能かどうかも事前に確認しておく必要があります。ペットを受け入れる避難所かどうかは市や区、町に問い合わせるとよいでしょう。
問い合わせる際のポイントは以下のとおりです:
- 避難した場合、建物内に入ることができるか
- ペットと一緒に車で避難した場合、避難所敷地内に乗り入れることができるか
- 避難所敷地内でペットと一緒に車やテントで過ごすことができるか
大切な愛犬との同行避難のために
避難所に行く状況では、飼い主も愛犬もストレスがかかります。日頃からの愛犬とのコミュニケーションと訓練が非常に重要です。
- 普段から首輪をつけたままで過ごし、リードやハーネスを嫌がらずに付けられるようにしましょう。
- クレートトレーニングを習慣的に行いましょう。
- 必要なワクチンの接種を行いましょう。健康管理とともに、必要な薬をすぐに持ち出せるように備えておくことも大切です。
- 「まて」や「おすわり」などの基本的なしつけで、集団生活での周囲への配慮ができるようにしましょう。
- 迷子になったときのために、迷子札をつけたり、マイクロチップを装着したりしましょう。
- 避難所にはペットフードの備蓄がないところがほとんどなので、避難用バッグの中に数日分のペットフード、ペットシーツ等を入れておきましょう。
闘病中の老犬の場合
介護が必要な老犬や闘病中の老犬と一緒に避難するのは非常に大変です。非常時の持ち出し荷物も多くなり、集団生活の中でも周りに迷惑をかけないか心配になることもあります。近隣住民と交流を持ち、愛犬の存在を知ってもらうことで協力を得られることもあります。
移動の際に便利なドッグカート
移動が困難な老犬の場合、中型犬くらいまでであればドッグカートが便利です。普段から、外の空気を吸いに出かけるときに利用して、ドッグカートに慣らしておくとよいでしょう。
また、避難所で数日過ごすかもしれないことを考えると、何日もドッグカートに入ったままでは、健康面に対して悪影響を与えます。室内では体高に合ったクレートを準備しておきたいものです。普段からクレートトレーニングを行い、いざというときに持ち出せるようにしておきましょう。クレートトレーニングを習慣化しておけば災害時でも落ち着くことができ、移動の際もキャリーバッグやドッグカートにすんなり入ることができます。
まとめ
気候の変化で災害の起こり方が変化しています。また、愛犬が年をとることで必要となるものも変化していきます。「今、準備できたからよし」ではなく、1年に1度など、定期的な防災用品の見直しを行っていきましょう。防災の日をひとつの目安として見直しをするのもよいでしょう。
愛犬と一緒に安全に避難するために、日頃からの準備と心構えを大切にしましょう。
スマイルフラワーって?
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スマイルフラワーでの取り組み
個別対応
老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。
医療サポート
スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。
リラックスできる環境の提供
老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。
見学のご案内
飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。
保護犬活動について
老犬ホームスマイルフラワーでは、保護犬のお世話も行っております。
保護犬はNPO法人Link toのホームページ及びインスタグラムをご覧下さい。
※現状、一般の方からの保護犬の引き取りは行っておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。