【老犬が下痢をした】考えられる原因と予防法、病院に行くべきか

2024年06月09日

老犬が下痢をした

毎日健康な便をする老犬が突然下痢をしたら心配になりますよね。

この記事では老犬が下痢をしたとき考えられる理由と飼い主の取るべき対処法、気を付けるべきポイントについて解説します。

考えられる原因

消化吸収不良によるもの

老犬によく見られる下痢の原因の一つは、消化吸収不良によるものです。老犬では消化吸収能力や消化液の分泌が低下します。その結果消化しきれないものが腸内に残りやすくなり、その結果腸内の水分量が増えるとともに水分をうまく吸収できなくなり、下痢となってしまいます。
老犬には消化吸収の悪いものはなるべく与えないようにしましょう。

ストレス

老犬になるとストレス耐性も低下します。消化管がストレスを受けた場合、下痢につながる恐れがあります。

消化管の働きは自律神経によって調節されており、自律神経はストレスの影響を大きく受けます。その結果下痢が生じてしまうのです。ストレスの原因は大きな音や環境などの変化かもしれません。なにか愛犬にストレスを与える原因に思い当たることはありませんか?

冷えや寒さ

老犬になると体温調節も難しくなってきます。また熱を産生する働きのある筋肉の量も減るため寒さを感じやすくなります。部屋の温度を見直したり、愛犬のために腹巻や服を着せるなど、寒さ対策を講じてみてください。 

病気の影響

老犬がかかりやすい病気の中には下痢を引き起こすものもあります。少し冷えただけかとたかをくくらず病気の症状のひとつかもしれないという意識も持っておきましょう。

老犬がかかりやすく、下痢を引き起こす病気には慢性腸炎、肝臓や腎臓の病気、膵炎、子宮蓄膿症、消化器系の腫瘍などがあげられます。

そのほかの理由

上に挙げた原因以外にも食べすぎや誤食、中毒などさまざまな原因も考えられます。

予防するには

老犬の体調は非常に変化しやすく急に下痢をしてしまうこともあります。普段から愛犬の様子を見ておくとともに、次のようなことに注意して下痢の予防につなげましょう。

 

・食事を老犬にあったものに変更する 

・ご飯を急に変化させない

・お腹の調子を整える食品やサプリメントを活用する  

・愛犬が危険なものを食べないかよく見ておく(散歩中は特に)

・定期的に健康診断を受ける  

・ストレスを減らす

自己判断せず動物病院へ

老犬は、年齢による変化が原因で下痢を起こしやすいということもあり、下痢をしても様子を見る飼い主さんも多いかと思います。しかし、老犬は容体が急変しやすく、早期に治療するべき病気が原因の場合もあるので、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

また下痢をした際は下痢の形や色、食欲の有無や当時の愛犬の様子などを観察し、獣医師に伝えることでより早く適切な治療につなげることができます。大切な愛犬のため普段から違ったことがないかよく気を配っておきましょう。

 

スマイルフラワーでの取り組み

個別対応

老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。

医療サポート

スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。

リラックスできる環境の提供

老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。

見学のご案内

飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。

スマイルフラワーって?

老犬ホームスマイルフラワー

老犬ホームスマイルフラワーは千葉県にある関東最大級の広い敷地を持つ、動物病院運営の安心安全な、老犬ホームです。充実のサービスを含む料金体系の元、ご家族に代わりに大切に愛犬をお預かりします。東京、神奈川、埼玉などからアクセスが良く、ぜひお困りの際はご相談ください。

https://roukenhome.com/