【ゴールデンレトリバーの特徴とかかりやすい病気】気をつけたいポイントを解説

2025年04月21日

はじめに

ゴールデン・レトリバーは、その穏やかで優しい性格、そして家族思いな性質から、世界中で愛されている大型犬種です。ふわふわの被毛と愛らしい表情で、子どもから大人まで幅広い年齢層に人気があります。しかし、大型犬ならではの健康リスクもあり、長生きしてもらうためには、飼い主が日々の健康管理に注意を払うことが重要です。本記事では、ゴールデン・レトリバーの平均寿命やかかりやすい病気、健康を維持するためのポイントについて詳しく解説します。これからゴールデン・レトリバーを迎えようと考えている方や、すでに一緒に暮らしている方にとって役立つ情報をお届けします。

ゴールデン・レトリバーの平均寿命

ゴールデン・レトリバーの平均寿命はおおよそ10〜12歳とされています。大型犬の中では比較的長寿な部類に入りますが、小型犬に比べると短命です。遺伝的な疾患や加齢に伴う疾患の影響を受けやすいため、日常的な健康管理と早期発見・早期治療がカギとなります。

人間に換算すると? ゴールデン・レトリバーの寿命を人間に換算すると、おおよそ80歳前後に相当します。1〜2歳の間に急速に成長し、その後は1年ごとに人間の4〜5歳分の年齢を重ねるとされています。

ゴールデン・レトリバーの性格

  • 温厚でフレンドリー
  • 他の犬や人に対して友好的で、攻撃性が非常に低い犬種です。

  • 知らない人や初対面の動物にも比較的すぐ打ち解けやすい傾向があります。

  • 非常に賢く、学習能力が高い
  • コマンドの理解が早く、トレーニングへの反応が良好。

  • 褒められることが大好きで、ポジティブな強化に強く反応します。

➡ そのため、盲導犬・介助犬・セラピードッグなどにもよく採用されます。

  • 遊び好きで活発
  • 若齢期は特にエネルギーにあふれており、ボール遊びや水遊びを好みます。

  • 運動不足になるとストレスがたまり、問題行動につながることもあります。

  • 寂しがり屋で甘えん坊
  • 飼い主とのつながりを非常に重視する「べったり系」の犬種です。

  • 留守番が長くなると分離不安を起こす個体もいるため、生活スタイルに注意が必要です。

ゴールデンレトリバーのかかりやすい病気

  • 股関節形成不全(HD)

大型犬に多い先天性疾患で、股関節の発育が不完全なために関節に負担がかかり、痛みや歩行障害を引き起こします。運動や体重管理、必要に応じて外科手術によって管理されます。子犬の時期から滑りにくい床で育てることも予防につながります。

 

  • がん

(特にリンパ腫や血管肉腫) ゴールデン・レトリバーはがんの発症率が高いことで知られています。中でも血管肉腫やリンパ腫が多く、進行も早いため、定期的な健康診断が極めて重要です。早期発見のために年1〜2回の血液検査や画像検査を取り入れるとよいでしょう。

 

  • 皮膚疾患

アトピー性皮膚炎や脂漏症など、皮膚トラブルを抱えやすい犬種です。定期的なシャンプーや皮膚のチェック、アレルゲンの除去によって管理することが大切です。

 

  • 外耳炎

垂れ耳で通気性が悪いため、外耳炎になりやすい傾向があります。耳掃除を習慣づけることで、細菌や真菌の感染を予防することができます。

 

  • 心臓病(拡張型心筋症など)

加齢とともに発症するリスクが高まり、咳や疲れやすさなどの症状が現れることがあります。日常生活での変化を見逃さず、シニア期には心臓の定期検査を取り入れましょう。

長生きの秘訣

  • 適切な体重管理

肥満はあらゆる病気のリスクを高めます。バランスのとれた食事と適度な運動で、理想体重を維持しましょう。

運動と精神的刺激 ゴールデン・レトリバーは活発で知能が高い犬種です。毎日の散歩や遊びを通じて、身体的・精神的な健康を保ちましょう。

 

  • 定期健診の受診

年に1〜2回の定期健診によって、病気の早期発見と予防が可能になります。特に中高齢期には血液検査や画像診断を取り入れることが推奨されます。

 

  • 住環境の工夫

足腰への負担を減らすために滑り止めマットを敷いたり、階段の昇降をサポートする工夫があると安心です。

老犬になったら 10歳を過ぎたら、食事をシニア用に切り替え、無理のない運動に調整しましょう。寝床を暖かくし、起き上がりやすい工夫をすることで快適な老後をサポートできます。

 

  • 普段からチェックしておきたいポイント

体重の変化 肥満や急激な体重減少は病気のサインであることがあります。定期的に体重を測定しましょう。

皮膚・被毛 ブラッシング時に脱毛、赤み、湿疹がないかを確認し、皮膚トラブルを早期に発見しましょう。

口腔内の状態 歯石や口臭、歯ぐきの腫れがないかをチェックし、歯みがきやデンタルケアを取り入れましょう。

まとめ

ゴールデン・レトリバーは人懐っこく、家族に深い愛情を注ぐ犬種ですが、大型犬特有の病気にも注意が必要です。日々の健康管理と飼い主の愛情が、ゴールデン・レトリバーの寿命を延ばし、幸せな犬生を支える鍵となります。

 

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