2024年06月23日
わんちゃんを飼ってる皆さん、ベッド選びにお困りではありませんか?わんちゃんがシニアになり昔みたいに走り回ったり遊んだりすることが減ってくると必然的に寝る時間が増えてきます。そんな時ベッドがわんちゃんに適していないと体に不調が生じたり、床ずれができる原因になったりします。今回は老犬に適したベッドを選ぶコツについて紹介します!
老犬は一日のほとんどをベッドで過ごす?
個体差はありますが、犬の1日の平均睡眠時間は12〜15時間程度といわれています。しかし、体力が衰える老犬では睡眠時間が長くなる傾向があります。長い子だと1日に18〜19時間ほど眠ることも…
そんな長い時間を過ごすベッド、きちんと体に合ったものを選ばないと体に負傷が出てしまいます。中でも注意すべきなのが”床ずれ”です。
床ずれってななに?
長い時間同じ体勢でいると、床に接している身体の一部分が圧迫され血行不良を起こします。この状態が続くことによって皮膚や筋肉の組織が壊死してしまった状態を床ずれと言います。
病気や老化により寝たきりになった犬に見られることが多いものの、シニア期に入って寝ている時間が増えた子にも見られることがあります。
また1度床ずれを起こすと再発しやすいというのも床ずれの特徴です。、寝ている時間が以前よりも増えたと思ったら床ずれを予防するための対策を講じましょう
ではどのようなことに注意すればよいのでしょうか?
ベッド選びをするとき注意すべき点
一番の床ずれ対策は2,3時間おきに体勢を変えてあげることです。上で述べたように床ずれの原因は同じ場所が圧迫され続けることによる血行不良なので時折体勢をかえ、重力のかかる部分を変えてあげることで床ずれを予防することができます。しかし仕事などで家を空けているとなかなか2,3時間おきに体勢を変えてあげるのは難しいですよね…
そこで床ずれ防止用のベッドが重要になります。床ずれしにくいベッドを選ぶ際に注意すべきなのは以下の点です。
体圧分散性の高いもの
柔らかい素材のものは触り心地がいいですが、足腰や関節に負担がかかってしまうため、できれば避けたほうが良いです。
また体圧分散マットが使われていても、厚みがない場合身体が沈み込んだ際に床についてしまい意味がありません。愛犬が上に寝た時沈んで床につかないくらいの厚みのあるものを選びましょう。
通気性の高いもの
犬の体温はヒトよりも高いです。長時間同じ場所で寝ていると蒸れて皮膚トラブルの原因となったり、カビが発生する恐れもあります。よってベッドを選ぶときは湿気がこもりにくい通気性に優れたものを選ぶのが良いでしょう。
洗えるもの
ベッドを使用する回数が増えるとその分皮脂や抜け毛、ほこりなどで汚れやすくなります。汚れたままにしているとダニが発生して皮膚トラブルを引き起こすことにつながります。
また、シニアになると粗相も増えます。清潔さを保つためには、自宅で簡単に洗えるものを選びましょう。手洗い可能なだけでなく洗濯機で丸洗いできるタイプのベッドもあるので、ぜひ注意して選んでみてください。
愛犬より少し大きめのもの
上でも書いたように床ずれ予防のためには寝返りを打たせてあげて体制を変えることが大切です。そのためにあえて愛犬より少し大きいサイズのベッドを選びましょう。
トイレはどうする?
愛犬が寝たきりになってしまった場合おむつを履かせる飼い主さんも多いかと思います。しかし場合によってはおむつをするよりもお尻の下に大きめのトイレシートを置いておく方がケアが楽になるかもしれません。またこのとき2,3枚のシートを重ねておくことで一番上のシートだけを引き抜けばよいのでテバが省けますし、漏れ防止にもなるのでお勧めです。
またウンチやおしっこの汚れはペット用のウェットティッシュやお湯で湿らせたタオルなどで優しくふき取るか、ぬるま湯で優しく洗い流してあげると良いでしょう。
まとめ
今回はシニア期に入り寝る時間が増えてきた子や、寝たきりの子が床ずれをしないベッド選びのコツをご紹介しました。
老犬の介護は想像以上に大変です。予想以上に時間をとられて、体力も削られて心身ともに疲れてしまうこともあるかもしれません。それでも大切な愛犬が少しでも心地よく過ごせるようによく見て理解してあげようとすることが大切です。この記事が少しでも飼い主さんの参考になれば幸いです。
最後に千葉県にある老犬ホーム”スマイルフラワー”についてご紹介です。突然のけがや病気で大切な愛犬の面倒が見れなくなってしまった方へ。老犬ホームという選択肢を考えてみませんか?
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スマイルフラワーって?
老犬ホームスマイルフラワーは千葉県にある関東最大級の広い敷地を持つ、動物病院運営の安心安全な、老犬ホームです。充実のサービスを含む料金体系の元、ご家族に代わりに大切に愛犬をお預かりします。東京、神奈川、埼玉などからアクセスが良く、ぜひお困りの際はご相談ください。
また老犬ホームスマイルフラワーではペットホテルのサービスも行っております。ペットホテルでは基本的に犬種や持病の有無に関係なくどんな子でもお預かりしています。獣医師監修だからこそ安心してお預けいただけます。
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スマイルフラワーでの取り組み
個別対応
老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。
医療サポート
スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。
リラックスできる環境の提供
老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。
見学のご案内
飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。
保護犬活動について
老犬ホームスマイルフラワーでは、保護犬のお世話も行っております。
保護犬はNPO法人Link toのホームページ及びインスタグラムをご覧下さい。
※現状、一般の方からの保護犬の引き取りは行っておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。