【老犬に麻酔は危険?】リスクと実際について解説

2024年06月16日

なぜ麻酔が必要?

わんちゃんが病気やけがが原因で手術をすることになったとき、全身麻酔をすることは少なくありません。ヒトで考えると小さな怪我でもワンちゃんの場合は全身麻酔が行われるのはなぜでしょうか。

それはじっとしておくことができないからです。当たり前のことですがCTやMRIなどの画像診断が必要な場合、動いてしまうと正確な検査はできません。また施術中に動いてしまうことでワンちゃんと獣医さんのどちらにも危険が及びます。よって軽い手術であったとしても全身麻酔が行われるのです。

老犬の麻酔リスク

そんな麻酔ですが、老犬になるとリスクが大きくなるという話を聞いたことある人もいるのではないでしょうか。年齢が上がると麻酔のリスクが上がるというのは事実です。その理由は老化による臓器機能の低下が原因です。麻酔薬は呼吸や肝臓での代謝を受けたあと腎臓で排泄されます。老化が原因でこれらの機能に関わる臓器(心臓、肺、肝臓、腎臓)に異常がある場合、麻酔薬をうまく代謝、排泄できずに体に影響が出てしまうのです。ではそのリスクは事前に避けることはできないのでしょうか。

術前検査

  • 麻酔のリスクを事前に予測し、回避するために行われるのが術前検査です。術前検査では血液検査、レントゲン検査、エコー検査などを行い、心臓や肝臓が正しく機能しているのかを診ます。ここで異常がみられず安全だと判断された場合に麻酔が行われます。

予測できるリスク、できないリスク

しかしすべてのリスクが術前検査でわかるわけではありません。中には予測できないリスクもあります。例えば麻酔薬に対してアレルギーがあった場合、アナフィラキシーショックを起こしてしまう場合があります。また突然の不整脈などは予測がたてられません。

後悔しないために

術前検査でわからないことについては獣医さんと話す中で飼い主さんが伝える必要があります。

”最近あまりご飯を食べない”

”こんな時はなんだか体調がよくなさそう”

など、小さな変化に気づいてあげて、それをきちんと獣医さんに伝えることでリスクを回避することができるかもしれません。普段のワンちゃんをよく見てあげることがとても大切です。

また麻酔のリスクについて知識を持っておくことも重要です。正しい知識を持ったうえで獣医さんとよく相談して麻酔に臨むことで後悔のない決断を下せると思います。

 

この記事では老犬の麻酔のリスクについて紹介しました。すこしでも麻酔に対して不安を感じている飼い主さんの助けになれれば幸いです。

最後に千葉県にある、獣医師監修の老犬ホームスマイルフラワーについてご紹介です。

スマイルフラワーって?

老犬ホームスマイルフラワー

老犬ホームスマイルフラワーは千葉県にある関東最大級の広い敷地を持つ、動物病院運営の安心安全な、老犬ホームです。充実のサービスを含む料金体系の元、ご家族に代わりに大切に愛犬をお預かりします。東京、神奈川、埼玉などからアクセスが良く、ぜひお困りの際はご相談ください。

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また老犬ホームスマイルフラワーではペットホテルのサービスも行っております。ペットホテルでは基本的に犬種や持病の有無に関係なくどんな子でもお預かりしています。獣医師監修だからこそ安心してお預けいただけます。
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スマイルフラワーでの取り組み

個別対応

老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。

医療サポート

スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。

リラックスできる環境の提供

老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。

見学のご案内

飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。