2024年06月13日
なぜ老犬は夜鳴きをするの?理由の見極め方と改善する方法を解説!
老犬の「夜鳴き」に悩んでいる飼い主の方は多いでしょう。夜鳴きによって睡眠不足になり、生活に支障をきたすだけでなく、近所迷惑にもなり得ます。シニア期に入った犬は、加齢に伴う身体や認知機能の変化が原因で夜鳴きをすることが多いです。この記事では、老犬が夜鳴きをする原因とその対処法について詳しく解説します。
老犬になるとどうして夜鳴きをするようになる?
老犬になると、夜鳴きをするようになる主な原因は年を取ることによる様々な不調です。犬は小・中型犬で7歳、大型犬で5歳からシニア期に入り、高齢になるにつれて身体や脳の機能が衰えていきます。老犬の夜鳴きは、飼い主に助けを求める手段の1つです。病気やケガ、不調を訴えている場合も多いため、叱らずに理由を見極めましょう。
老犬が夜鳴きをする理由を見極めて改善しよう!
老犬が夜鳴きをする理由は主に以下の4つです。
認知症
犬も認知症になります。認知症の症状には、昼間によく寝て夜に起きる、名前を呼んでも反応しない、家の中を徘徊するなどがあります。日中に運動させることで、夜にしっかりと眠れるようにしましょう。散歩や室内での軽いおもちゃ遊び、マッサージなどが効果的です。
空腹・のどの渇き
おやつや水を与えると夜鳴きが収まる場合、空腹やのどの渇きが原因です。高齢犬は一度に食べられる量が少なくなるため、食事を数回に分けて与える、寝る前に水分補給をするなどの工夫が必要です。食器の高さを調整し、飲み食べしやすくしてあげましょう
寝床の環境
寝床に不具合があると夜鳴きが続くことがあります。老犬は環境の変化に敏感です。床が硬い、気温や湿度が不快、お漏らしで寝床が濡れているなどの原因を確認し、改善しましょう。安心できる場所に寝床を移動させ、ふかふかのベッドを用意することも大切です。
病気・ケガの痛み
老犬はケガや病気にかかりやすく、その痛みから夜鳴きすることがあります。下痢や嘔吐などの体調不良がないか確認し、早めに獣医に相談しましょう。
老犬の夜鳴きについて飼い主ができる対処法や注意点
絶対に叱らない
夜鳴きしても叱ったり叩いたりしないようにしましょう。叱ることで犬との信頼関係が悪化し、さらに夜鳴きがひどくなることもあります。
昼間活動させる
昼間にしっかり活動させることで、夜に眠りやすくなります。散歩やおもちゃ遊び、知育おもちゃの利用などで活動時間を増やしましょう。
動画を撮っておく
夜中に鳴いている様子を動画に撮り、獣医に見せることで原因の特定に役立てましょう。
動物病院に相談する
体調不良や病気の有無を確認するために動物病院を受診しましょう。必要ならば、眠れる薬やサプリメントを処方してもらいましょう。
近所に一言挨拶を
近所に夜鳴きの事情を説明しておくことで、理解を得られやすくなります。
生活環境を整える
寝床の環境を見直し、快適な場所に移動させましょう。マットの質や位置を確認し、快適な環境を整えましょう。
食事や飲水の調整
空腹で鳴く場合は、寝る前に軽く食べさせるなどの工夫をしましょう。水飲み場を増やし、飲みやすい位置に設置しましょう。
排泄のチェック
寝る前に排泄を済ませ、夜間の排泄介助の負担を減らすためにオムツを使用することも検討しましょう。
たまには預けてリフレッシュ
老犬ホームやペットホテルを利用して、飼い主もリフレッシュする時間を作りましょう。
老犬の夜鳴きを予防する方法
生活に変化をつける
散歩コースを変えるなどして、犬の脳に刺激を与えましょう。
適度な運動をする
定期的に運動をさせ、認知症予防に努めましょう。
定期的に健康診断を受ける
夜鳴きがひどくなる場合は、動物病院に相談し、必要ならば薬やサプリメントを処方してもらいましょう。
まとめ
老犬の夜鳴きは飼い主にとって大きなストレスですが、認知症や病気が原因の場合もあるため、まずは動物病院を受診しましょう。そして、老犬の寝床が快適か、空腹ではないかなどを確認し、昼間は活動させるように心掛けましょう。それでも治まらない場合は、獣医に相談し、適切な対応をとりましょう。
老犬の夜鳴きに対して、飼い主自身も無理をせずに対応し、プロの助けを借りることも大切です。愛犬とともに穏やかで幸せな時間を過ごせるよう、環境を整えましょう。
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