2024年06月04日
老犬の食欲が落ちる理由
老犬の食欲が落ちる理由はさまざまです。理由によって対策が変わってくるため、まずは食欲が落ちている理由を見つけることが重要です。
筋力の低下
筋力が落ちてきて、食事の時の体勢をつらく感じている可能性があります。足腰や首、関節の痛みなどが原因のこともあります。この場合は、食事の環境や体勢をサポートすることで解決します。もしこれでも変わらないようでしたら、速やかに動物病院に駆け込みましょう。
消化機能の低下
消化機能が低下し、若い頃には消化できていたご飯が上手に消化できなくなっている場合もあります。代謝が落ち、運動量も減ってくるため、若い時と同じ種類や量のフードでは空腹を感じにくくなるためです。ライフステージに合わせたフードの見直しで改善しましょう。
口まわりのトラブル
食べ始めても途中でやめてしまう場合は、口内炎や歯のぐらつきなどが原因と考えられます。また、口周りの筋肉が硬化して口開けにくくなっている場合もあります。この場合は、問題部分の治療やケア、食べもののやわらかさで対処しましょう。
味覚や嗅覚の衰え
目が見えにくくなったり、嗅覚が衰えてしまったりして、食べものを認識できない場合もあります。
病気
病気が原因で食欲がなくなっている場合もあります。すみやかに動物病院を受診しましょう。
食欲を出すための工夫
温めてニオイを出す
嗅覚が衰えてきてご飯のニオイを感じにくくなっている可能性があります。食べ物を温めるとニオイを感じやすくなるため、食欲を刺激しやすくなります。温かなスープでフードをふやかしてあげたり、ウェットタイプのフードを軽く温めてあげると良いでしょう。
トッピングを工夫する
フードを食べなくなった犬でも、トッピングすることで食欲が戻ることもあります。嗅覚によって食欲を出してもらうため、ニオイの強いものがおすすめです。チーズや鰹節、柔らかく茹でた肉などが良いでしょう。ふりかけタイプの犬用トッピングやお気に入りのジャーキーを細かく切ったものも効果があります。
食べやすい食器や体勢に変える
筋力が落ちてきて食欲がなくなっている場合には、食べやすい環境を整えてあげると良いでしょう。首を下に下げる体勢がつらい場合には、食器台を用意してあげてください。食べやすさを重視するなら、フラットなフードボウルよりも斜めになったフードボウルの方が食べやすく、老犬におすすめです。
最後に千葉県にある老犬ホームスマイルフラワーの紹介です。
スマイルフラワーって?
老犬ホームスマイルフラワーは千葉県にある関東最大級の広い敷地を持つ、動物病院運営の安心安全な、老犬ホームです。充実のサービスを含む料金体系の元、ご家族に代わりに大切に愛犬をお預かりします。東京、神奈川、埼玉などからアクセスが良く、ぜひお困りの際はご相談ください。
また老犬ホームスマイルフラワーではペットホテルのサービスも行っております。ペットホテルでは基本的に犬種や持病の有無に関係なくどんな子でもお預かりしています。獣医師監修だからこそ安心してお預けいただけます。
お問い合わせはこちらから↓
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手続きの流れはこちらから↓ご確認いただけます!
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スマイルフラワーでの取り組み
個別対応
老犬一頭一頭の健康状態や嗜好に合わせた食事を提供しています。食べやすい形状や温度、トッピングの工夫を行い、少しでも食欲が戻るようにしています。
医療サポート
スマイルフラワーでは、獣医師による定期的な健康チェックを行っています。食欲不振の原因が病気によるものである場合、早期に発見し適切な治療を行います。
リラックスできる環境の提供
老犬がリラックスして食事を摂れるよう、静かで安心できる環境を整えています。ストレスを軽減するための工夫を行い、食欲が回復しやすい状態を保っています。
見学のご案内
飼い主様に直接施設を見学していただき、スマイルフラワーの魅力を感じていただきたいと思っています。施設見学は随時受け付けておりますので、ぜひ一度お越しください。
保護犬活動について
老犬ホームスマイルフラワーでは、保護犬のお世話も行っております。
保護犬はNPO法人Link toのホームページ及びインスタグラムをご覧下さい。
※現状、一般の方からの保護犬の引き取りは行っておりませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。